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アレルギー診療

近年、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、アレルギーの病気にかかるお子様がたいへん増えてきました。
当クリニックでは、こうしたアレルギー物質によって引き起こされる、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの診断・治療を行います。
お子様のアレルギー疾患で気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

アレルギー検査

ドロップスクリーンというアレルギーの検査機器を導入しました。診察時に医師が必要と判断した場合、実施します。
今までのアレルギーの血液検査は注射で血液を採取するため、お子さんに恐怖心を与えかねませんでした。しかしドロップスクリーンは指先から血液を少量採取するだけで41項目のアレルゲンの検査が可能ですので、小さなお子さんでも気軽に検査が可能です。
検査結果の説明は翌日以降となります。この際も診察予約をしてから来院して下さい。

喘息(ぜんそく)

喘息(気管支喘息)は、空気の通り道である気道が炎症などで狭くなることによって、のどが「ゼーゼー・ヒューヒュー」と鳴ったり(喘鳴:ぜんめい)、咳や痰が出て呼吸が苦しくなる病気です。朝や夜寝るときなど、一定の時間にこうした症状が現れる、あるいは咳が止まらなくなるような場合は、アレルギー性の病気かもしれません。
喘息は、アレルギーを引き起こす原因物質である埃やダニ、ペットの毛などが体内に入り、気管支でアレルギー反応が起こったり、かぜやストレスが刺激となったりして、ひどくなる場合があります。


喘息の検査

喘息が疑われる場合は、血液検査でダニや埃、ペットの毛やフケなどに対するアレルギーが無いかどうかの検査を行う場合もありますが、症状の有無が一番大事です。


喘息の治療

治療としては、発作時の治療と発作を起こさせないための治療(コントロール)の2本柱からなります。また、予防が大切になってきます。
発作が起こった際は、気管支拡張薬の吸入や内服で発作を抑えます。発作を起こさせないための治療のメインはステロイド吸入薬です。
ここでステロイドと聞くと、副作用が気になる方も少なくないと思います。しかし吸入薬は直接気管支の表面に作用し、体にはほとんど吸収されないため、全身的な副作用はほとんどありません。
一方では、予防のために自宅からアレルゲンの原因となる埃・ダニ・タバコの煙などを取り除いて環境を整え、規則正しい生活を心がけることも大切です。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は皮膚が元々弱い体質があり、そこに何らかの刺激がきっかけとなり、痒みをともなう湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、慢性的に続く病気です。
症状としては、痒みをともなう湿疹、皮膚の乾燥、掻き壊した後に出来るかさぶたなど、多様な症状が見られます。また、年齢によって症状は変化します。

アトピー性皮膚炎の検査

アレルギー性の炎症を起こす物質(アレルゲン)を見つけるために、血液検査を行うことがあります。

アトピー性皮膚炎の重症度評価:TARC検査
数年前よりアトピー性皮膚炎の重症度を計る指標としてTARC検査という血液検査があります。TARC検査を月に1回行うことで、炎症を数値でみることができますので、重症度を確認しながらアトピー性皮膚炎の治療を継続するのかやめるのかを判断することができます。今までアトピー性皮膚炎の治療は見た目で判断していましたがTARC検査をすることでより完治するお子さんが増えています。


アトピー性皮膚炎の治療

治療としては、スキンケア、保湿を行い、また症状に応じてステロイド軟膏、抗アレルギー薬、漢方薬などを用いた治療を行います。皮膚を清潔に保つとともに、手で皮膚を掻くこと、ストレスや睡眠不足などの増悪因子を取り除くことも大切です。

食物アレルギー

卵・ミルク(牛乳や粉ミルク)・乳製品・小麦・大豆・甲殻類・いくら・果物などを摂取することで、様々な症状(湿疹、おう吐など)が出現します。
まずは、そのお子様に応じてそれぞれに除去や、あるいは摂取をお勧めいたします。血液検査の結果が陽性イコール摂取出来ない、というわけではありません。少量ずつ食べることによって食物アレルギーの治療を行っていきます。

食物アレルギーの診断

食物アレルギーをどのように診断するかと言えば、まず食べて反応が出たことがあるかどうかがポイントです。次に血液検査を行います。これは血液の中にアレルギーの原因となる抗体がどのくらいあるかを調べるものです。RASTやMAST検査がこれにあたります。ただし、血液検査は絶対ではありません。あくまでも参考程度にとどめます。

食物アレルギーの治療

食物アレルギーと診断されたら、原因となる食物を除去します。しかし、アレルギーを治すためには時期を見て徐々に食べさせることも大切です。適切な時期に食べることで、耐性ができて食物アレルギーのほとんどは治っていきます。また、湿疹は食物アレルギーの結果ではありません。湿疹があるからと、むやみに食物制限をする必要はありません。血液検査で多少の反応があっても、ほとんどの場合は食べさせることができます。
お父さんやお母さんが食物アレルギーを持っている場合、乳児湿疹が強い赤ちゃんでは、アレルギーの原因となりやすい食品(卵、ミルク、小麦、大豆)を最初に与えるときは注意が必要です。耳かき1杯程度のごく少量から開始しましょう。血液検査で強いアレルギーが出ているときは、安全のために負荷試験をしながら離乳食を進めていくとよいでしょう。

アレルギー疾患生活管理指導表/学校生活管理指導表
食物アレルギーをお持ちのお子さんは新年度にアレルギー疾患生活管理指導表や学校生活管理指導表が必要となります。一般診療時間にお越しいただければ記入いたしますのでご相談ください。もし前年度の管理指導表があればお持ちください。

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